2周年記念特別号

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経営コラム SOLID AS FAITH 2周年記念特別号
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目次
1 ご挨拶
2 ご寄稿文章1 (笠井氏)
3 読者が選ぶベスト10
4 ご寄稿文章2 (花房氏)
5 MSIグループの舞台裏
6 ご寄稿文章3 (読者O(オウ)氏)
7 あとがき
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☆注意:今号は経営に関する何らの示唆も含まれていない「お祭り」号です。
不躾ながら、不要の方は、読まずに削除して下さるようお願い申し上げます。
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1 ご挨拶

とうとう、2年が経ってしまいました。みなさん、ここまでご愛読いただき
ありがとうございます。心よりお礼申し上げます。1999年の10月末日から発
行を始めた当コラムも、発行号数49号を数え、目標の100話までの道程の折り
返し地点に到達致します。本当に読者のみなさまの支えあってのことだと思っ
ています。ありがとうございます。謹んで2周年記念特別号をお送りします。

本特別号の発行に先立ち、色々と予定外の出来事や仕事が入ってしまったた
め、当初、昨年同様に10月末日に発行する予定であった本号の発行が遅れてし
まいました。予定通りに発行できなかったこと、深くお詫び申し上げます。

当コラムでは、読者の方からお気に入りの号をお教え戴いておりますが、2
周年記念特別号では、昨年の特別号同様、その結果を(適宜数値処理して)人
気ランキングとして発表したいと思います。また、通常号を熱心に読んで下さ
っている3氏からありがたくもご寄稿戴きましたので、その掲載も行います。

冒頭で「注意」と致しましたように、今号には経営に関する示唆などはござ
いませんが、既に数号お読み戴いている読者の方であれば、お楽しみ戴ける部
分もあるのではないかと存じます。いつもの5倍以上の長さですが、宜しけれ
ば最後までお付き合いください。
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☆1周年記念特別号:
2000年10月31日に、当コラムの創刊1年を記念して発行致しました。内容
は以下のURLに掲載しておりますので、是非ご覧下さい。
http://member.nifty.ne.jp/MSI-GRP/SAF-anniversary1st.html
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2 ご寄稿文章1(笠井氏)

* 発行者より一言解説 *  *  *
笠井有紀子氏は、フリーの編集者で、お世話になっている人材紹介会社社長
の紹介で連絡を取るようになりました。打ち合わせの際に、発行済みの当コラ
ムのプリントアウトを束にしてお持ちだったのと、また、そのプリントアウト
の各所に書込みがされているのを見て、今回寄稿のお願いをしました。
*  *  *

その人への取材は、ごくシンプルなもののはずだった。
「企画の参考に、お目にかかってお仕事の内容をお聞かせくださいませんか?
お時間は1時間いただければ十分です」
なにか面倒な事態に遭遇することを、執筆や編集仕事をしているフリーラン
スの仲間うちでは、「地雷を踏む」と言う。取材依頼のメールを送った翌日、
届いた返信は、まさに地雷を踏んでいた。

「1時間で話をしようなど無理。自分のことを理解するなら4時間以上は用意
すべき」
「自分の仕事のどの部分をどう生かしたいのか詳細明示なければ、会う意味は
ない」
「取材に応じるからには、驚嘆、感心できるような話題を、そちらも用意すべ
き」
「東京にいる夜の時間は貴重。それが無駄になるような取材は堪え難い」
「以上をかんがみれば、会うなら夜。会う店と時間のセッティングは任せる」

その人からの返信内容がこれらだ。ただし、一気に書かれたメッセージでは
ない。私から20字ほど書いて送ると、それに対して、疑問、説明、確認要求が
2000字ほどで戻る。そういうやりとりが数回繰り返された。

メンド?な人である。地雷である。通常、私はこんな場合「では、仕方あり
ませんねー」などと言って、取材を断ってしまう。

このとき私は、朝日新聞社から出す新しいパソコン誌の立ち上げ準備にかか
わっていた。世に150誌ほどあるパソコン誌市場に切り込むために、創刊誌は、
既存誌で多々あるアプリケーションいじりを目的にした内容とは違い、パソコ
ンを含めたITツールを使って、いかに仕事を効率化するか、良くするか、ラク
するか、若い奴らにバカにされなくするか、デジタルリテラシーの観点だけを
重視した誌面作りを目指していた。

もうひとつ。
世のデジタル化、IT化よる仕事環境の変化に、人間のメンタルな部分や倫理
性はどう対応していったらいいのか。そんなことを整理して提示する企画を立
てたいと思っていた。

あるマネジメント専門のコンサルタントの話によれば、組織マネージの方法、
ミーティングの手法、自己アピールのテクニックを取り入れたいという企業が、
ここ数年で急激に増えているそうだ。これらすべて、いわばコミュニケーショ
ンの方法論で、IT化による仕事環境の変化によって、人と人とのコミュニケー
ションのあり方が、以前にもまして混乱状態にあり、だからこそ意識化されて
きているのではないか、と彼は話していた。

つまりは、そういうIT化と人間のメンタルな関係、IT社会において、ITな
ど一刀両断してしまう人間の営みの本質的なもの、そのヒントを探していたと
ころ、市川さんのコラム「SOLID AS FAITH」に、たくさんの「匂い」をかぎつ
けたのだった。この人のモノの捉え方、感じ方を直接つかみたい。それには、
直接会わなければ。たとえメンドーでも。

直接お目にかかった市川さんは、まったくメンド?な人ではなかった。けれ
ど、言葉の意味、物事の本質については、やはりメンド?にこだわる人だ。そ
して世のIT話を、期待したおり一刀両断してくれた。市川さんからいただいた
ヒントを、なんとか形にすべく、今もがいている。

「SOLID AS FAITH」の2周年をお祝いするとともに、ますますの続投を願って
います。
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3 読者が選ぶベスト10

ご投票にご協力、ありがとうございました。発行号数もまだ少なく、質に偏
りがあるのか、昨年に続き、またもや同着が多くなってしまいました。お好き
な号が入っているか、是非、チェックしてみてください。

なお、今回のランキングの対象は、第25話から第48話までの全24話です。
ランキングに入った号は、MSIグループのホームページでも近日中に文章を
読めるようにする予定です。

第1位
「面白くなる設定」(第27話)
この文章が1位になってしまったことをどのように捉えるべきなのか、悩ん
でしまいます。人に対する偏見・差別について扱ってみた号です。第7話「個
性ある社員」で扱った障害に対する私の考え同様に、読者のみなさんの心に訴
えるものがあったということなのでしょう。
女性の社会進出を扱ったので、色々と異論を戴くかと思いましたが、幸いに
して好意的な評価の多い文章でした。

第2位
「空ろな鳩穴」(第36話)
以前流行した、所謂「トレンド雑誌」に「なんとか族」のような消費者のグ
ルーピングをよく見かけました。「顧客モデル」作りのプロセスを、一応マー
ケティングを専攻した私は否定しません。むしろ有用だと思っていますが、そ
の運用の仕方に首を傾げることがあったので書いた文章です。多分、描かれた
日常の場面に思い当たることが多い故に、ただの事例の羅列のようなこの号が
評価戴けたのでしょう。

第3位
「情人に乞う身請け」(第30話)
これは、話の展開に苦慮した覚えのある文章です。当コラムは(顧客・社員
・株主・地域住民などの)企業関係者と企業との関係をテーマとしていますが、
珍しく投資家について考えてみた文章です。どの企業が投資に値するか。そし
て、その判断材料のソースは何であるか。そのような点に切りこんだ文章です
ので、ご評価戴けたのだと思います。

第4位
「執着の表現」(第31話)
ストーカー礼賛論のような危険な表現が連続する文章で、その刺激度の高さ
故、取り敢えず、よく記憶されたのは間違いない事と思います。
顧客満足が、その実、「(よい方向への)驚き」である限り、ネタがばれてい
ない方が喜ばれることと思います。そこで、舞台裏のお客様を知る努力と顧客
満足に関して書いた文章です。今回ご寄稿戴いた物流コンサルタント花房先生
から、いつになく、発行直後に感想をメールで戴いた時には、跳び上がるほど
嬉しかった記憶があります。

第5位
「火車の彼岸」(第33話)
欲望との対峙をテーマに初めての連作に挑んだシリーズの第1話です。投票
結果を見ると、一部の読者の方からの熱烈評価で5位に辛うじて食いこんでい
ます。
知名度の低い邦画を引き合いに出したり、心理学の教科書のコラムを紹介し
たりの非常に取りとめない展開。文章のできは良い方ではないように思えます
が、経営者が持つ欲望に真っ向挑んだ点が、一部の方の強烈な評価に繋がった
のだと思います。

第6位(同着3話)
「魂の帳尻」(第35話)&
「診断と紹介」(第44話)&
「陶酔の営み」(第46話)
第35話は輪廻の話から、企業の合併・買収に関して書いてみました。文章展
開に関しては、自分でも気に入っている号です。第44話は、人と企業がいかに
自身を理解し表現するかを扱った号ですが、どうも、その中の「地酒を飲みま
しょう」と求人広告を出す企業の話が、みなさまの印象に残ったようです。
第46話は経営者が酔っ払っている対象について、切りこんでみました。それ
が好評だったのか、「私の知る経営者もこんな感じですよ」との共感のご感想を
幾つも戴きました。

第9位(同着2話)
「効用生産計画」(第29話)
「分類と理解」(第32話)
甘栗とオリンピック選手。第29話は、おかしな組み合わせの題材をうまくつ
なげられたことで、著者として多少悦に入っていた文章ですが、「感動」の経営
と言うテーマがストレートに伝えられたようで、真面目な感想を幾つか戴きま
した。
第32話は、何が違うのか良く分からないマーケティングの各種分野に関わる
「専門家」が、私から見て「木を見て、森を見ていない」ように感じられるこ
とが多かったので、書いてみた文章です。これも、ある種深刻過ぎるほどに受
けて止めていただき、ありがたく感じます。

以上、第10位までの発表でした。ご投票いただいた皆様、本当にありがとう
ございました。当ランキング結果へのご意見・ご不満など、お気軽にお知らせ
下さい。
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4 ご寄稿文章2(花房氏)

* 発行者より一言解説 *  *  *
物流コンサルタントの花房陵先生は、私が畏敬する「中小企業の現場を熟知
し、それを前提に結果を出せる」コンサルタントの一人です。私のコラムの創
刊当初から講読者になって戴き、先生に発行するメールマガジン「ロジスティ
クスコンサルタントの日記」(まぐまぐID 0000006383)で、私のコラムを紹介
していただいたこともあります。そんな経緯で、ご寄稿をご快諾戴きましたが、
文章の方はかなり気合いが入って入るようです。 *  *  *

コップの中の嵐

新聞記事に代表される経済状況や外交、世論の激変は、そもそも瓦版屋の生
み出した幻想だと信じて疑わないことがある。面白おかしく、浮世のはかなさ
を考えてはいないにしても、見られるために演技をしてしまう軽率さが残って
いる。記者クラブの発表を鵜呑みにしたり、意見構成が見事だと信じて疑わな
い世論としてみなしてしまう弱さがある。記事は訂正できる、発表のしなおし
も可能だからということで、見切り発車に近い軽い論調が多すぎる。振りかざ
す正義を支えるにも、危うい憶測を発表するにも、中立的に背景を調べて解説
する余裕が少なすぎはしないか。

政治粛清の公然と行われた文化大革命の状況を、「北京の空は今日も青い」
と述べ始める愚弄さは許されるはずもない。犯人を訴追するに軍隊を送り出す
ことが、リンチと違うことを説明しなければ世論は操作され、パンとサーカス
の政治家の手段に追従するだけだ。

生活の喜怒哀楽、人生の目的は家族と一族のためにあるもので、日々生活を
生涯に向けて進むには列車運行のごとく、天候気象にも揺るがない自決が求め
られる。だから、目前の現状、身近な環境変化こそが何より関心の対象でなく
てはならない。いわば、宇宙がどのように膨張縮小しようと、コップの中の変
化こそに注目していなくては。

茹でガエルのたとえではない。リストラされてもなお、ネクタイで駅に向か
う悲劇でもない。律儀さの積み重ねだけが尊く、積分和が社会を構成している
事実を忘れてはいけない。

私の仕事は、企業の物流活動を平準化させ、そこに働くものに価値と生きが
いを生み出すことだと信じている。後方支援の黒子こそが不易の最たるもので
あり、10年に一度の流行を求める企業活動を支えている実態だと、働く人々
を励ますことだと考えている。

誠実こそ最大の戦略の例えどおりに、実直さの誇りを矜持することも経済活
動の本質だということを言い続けてきた。コップの中の嵐に備えよ。耐えて乗
り切る。それこそが、人生の目的ということを信条にしている。そしてこのコ
ラムはそんな私の信条を毎号確信させる。
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5 MSIグループの舞台裏

今年ニ月に資本金10万円の合資会社を設立して、「業務系コミュニケーショ
ン企画請負業者」と自称するようになりました。それは一体何なのか、興味を
持ってくださる方もいらっしゃるので、ちょっとだけ「弊社」のPRをします。

平たく言ってしまうと、合資会社MSIグループは、私のやる仕事を何でも
「法人」の名義にするための「傘」でしかありません。社員は私以外に出資者
として100円(誤植ではありません)を出した妻だけで、当面、社員雇用の計
画もありません。

そんなMSIグループは、そのキャッチフレーズの通り、かなり奇妙な事業
ドメインを持っています。それは、企業業務の対象となるヒトの「心のスイッ
チを押す方法」を考えることです。

例えば、社員の方の動機付けを考えてみます。多少不謹慎な例えですが、人
を業務運営のための設備装置のように考えると、その人の人件費はランニング
コストとなります。その費用は違うことなく毎月発生するのに、機械装置と異
なり毎月同じパフォーマンスが期待できる保証はどこにもありません。

機械はマニュアルに従ってメンテすれば、文句も言わず稼動しますし、それ
でもダメならメーカーにメンテを依頼できます。人の方はランニングコストが
馬鹿高い上に、マニュアルもなく、クレームを言う先のメーカーさえいません。

経営の原語「マネジメント」の意味は「やりくりすること」。社員と企業の
言い分は合い対立し、顧客と企業の都合は相反する中で、事業をやりくりする
ことです。社員を(モデルとしては)機械のように扱えて、その起動スイッチ
を押し、ダイヤルを捻って作業効率を一定に保てればどんなに経営は楽なこと
でしょう。

機械とヒトとは勿論違います。ヒトは表示が分かりやすいボタンが露出して
いるわけではなく、マニュアルもなければ、型式もないので、個々にインター
フェースが異なります。企業経営の幾つかの場面において、その操作方法を見
つけ出すのが、業務系コミュニケーション企画請負会社MSIグループの仕事
です。

クライアントの人材紹介会社では紹介の実務を少々代行していました。私が
「遣り甲斐を高く評価する」スイッチを押した52歳の大手出身の人材は、従業
員30人の会社に年収は300万円近くダウンして入社し、その後、楽しく働いてい
るようです。

私が営業指導のようなことをしているクライアント企業では、営業マンにお
客さんの「買いたくなる」スイッチを入れる方法を色々と教えています。話法
やプレゼン資料の作り方まで、全部セットで対応しています。

このような私を、ある人材紹介会社社長は「幻術遣い」と呼びます。おかし
な話ですが、企業に関係するヒトの「心のスイッチ」の入れ方を考え出すのが、
私の「陶酔の営み」です。
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6 ご寄稿文章3(O氏)

* 発行者より一言解説 *  *  *
O(ゼロではなくオウです。)氏は、あまり多数いない面識ある読者の一人
です。発行した号の多くにコメントを戴いており、ある種、私の「仮想モデル
読者」の一人と言って良いでしょう。なお、文中に登場する「ソリアズ」とは
当コラムの便宜上の略称です。著者の私も比較的よく使っています。*  *

これは「モノの見方を教わるメルマガ」だと思ふ

本当に便利なというか、いい世の中になりましたよね。こんなに情報の選択
肢がある社会になるなんて。どうも自分の見る限り今まで情報は巨大なマスコ
ミニュケーションにたいていの出所を押さえられて、一般に流れてくるほとん
どの情報は戦時中の大本営発表と変わらない程度の信頼感しか感じられません
でした。

やっぱりネットワーク社会がすごいなと思うのは、ネットワークを通じて自
分で自分が得る情報の質と量をコントロールすることができるようになったと
いうことだと思います。もっとも、それには大量のごみ情報、うそ情報を自分
で判断して取捨選択を求められる社会になったともいえますが、少なくとも情
報の選択権を自分で持つことができたというのは、やはり革命とも言えるので
はないでしょうか?

そういった、あらゆる情報はソースが個人レベルのものから国家レベルのも
のまで、莫大な情報が部屋から一歩も出ることなく得られる時代になったので
すが、そうなったときに自分が鍛えなければいけないことは物事を見分ける目
だろうなあと思っています。その視点で、自分が間違わないように情報を使い
こなせる指針となるものはないかといろいろなメルマガに登録しました。

たいていの個人運営のメルマガは、自己や自己の所属する組織を前面に出す
ものや、視点論点を誘導するものであり、やはり他のマスコミ情報と同様に都
合がいいものになっているように思います。なかなか中立なメルマガというも
のはないなあと思っていました。最初にソリアズを見たときにずいぶん客観的
なマガジンだなと思いました。

冷静というよりむしろ冷徹な視点で事象を眺めて書き込んでいるという印象
です。それゆえ、若干暗いイメージもありましたが、むしろこれは現実を敏感
に感じ取って、まるで景色を写し取るように書き込んだ結果ではないかとも思
うのです。作者(版元?)の市川氏に会ってその思いはより強くなりました。
この人は、とにかく徹底的に現実を見ているのです。そのうえで自分の考えを
出す人だと感じました。つまり、このソリアズはその市川氏そのもののような
語り口で続いてきたと思うのです。

そして僕の求めていたメルマガもここにあったのです。冷静に現実を自分の
中で咀嚼し見つめていくメルマガ。このメルマガはそういった、周りに振り回
されずに自分なりのものの見方を見つけ出したいと思う人にお勧めです。

これを読んでいたら、物事(自分以外の事象)に振り回されずにすむような
見方のエッセンスがわかるようになります。とりあえず僕はそう思っています
が、講読者の皆さんってどうなんでしょうか?
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7 あとがき

みなさまお疲れ様でした。とうとう、2周年記念特別号も終わりです。この
メールマガジンの発行を通じて、中小企業経営に興味や関心を抱いた方のうち、
何人かの方とお会いする機会がありました。賜ったご関心とご縁そのものに、
厚く御礼申し上げます。

当2周年記念特別号の発行は、ご寄稿戴いた三氏はもとより、ベスト3やベ
スト5のご連絡を戴いたみなさまの多大な協力によって成立しました。この場
を借りてお礼申し上げます。

また、当メールマガジンを本にすることなどを色々と考えているうちに、月
刊フランチャイズ誌に連載のお話を戴きました。みなさまがこのメールマガジ
ンをお読みになる頃には店頭に並んでいる号に、第1話が掲載されているもの
と思います。ご関心を賜れましたら、ご一読戴きたくお勧め申し上げます。

100話完結(?)まで、あと2年。本日現在の在庫は第69話まで。終盤は取
りこぼしのテーマがないように留意しながら、良質の文章を提供したいと思っ
ております。

書店に並ぶ殆どの経営関連本や、開催される殆どの経営関連セミナーが大手
企業向けの「経営論」を内容とするのに対し、泥臭い中小企業の現場の「マネ
ジメント」へみなさんを誘うことができたら幸甚です。連載の開始で、ライタ
ーでもない私の文章の拙さを痛感させられることしきりとなりましたが、末永
くお付き合い戴きたくお願い申し上げます。
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発行:
「企業から人へのコミュニケーションを考える」
合資会社MSIグループ(代表 市川正人)

このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発
行しています。(http://www.mag2.com/ ) マガジンID:0000019921
全バックナンバーはまぐまぐのサイトで掲示されております。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000019921
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