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経営コラム SOLID AS FAITH 第112号
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ご愛読ありがとうございます。第112号をお届け致します。
ワンパターンになって参りましたが、「クロージング不要、質問のみでお客
様に「それが欲しいから、あなたから買いたい」と言わせる手法」について、
新たにお知らせするたびに、お問合せを頂戴しております。ご関心ありがとう
ございます。
無料資料の発送作業は順調とは言えない状況です。先般、久々に店舗用の資
料を制作し、F薬局様に送信致しました。大変お待たせ致しました。御待ちの
方はもう少々の間、ご容赦賜りたいと思います。新たにご関心を賜りました方
は、是非、下の弊社PR欄をご覧下さい。
そうこうする内に、夏もとうに過ぎ、秋が近くなりますと、恒例の年に一度
の記念号の発行時期になります。今年は、自宅の移転(=極小事務所開設)、
ホームページの移転と更改などなどのせいで、企画準備が滞っております。準
備不足につき、寄稿文などは心より歓迎申し上げます。下の案内をご覧下さい。
今回の号は“前説”なしでお読み頂こうと思っております。ご意見・ご感想
お待ちしております。頂戴したご感想などへのお返事の目標納期は5営業日!!
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その112:常識試験例題
「営業統括の部署でやっていた仕事の主なものは、社長が社員から受ける情報
に基づいて、色々調査や改善をすることなんだけどな。まあ、社員が1000人、
2000人を超えるようになると、色々なことが起きる訳よ。それが、創業社長の
ところへ密告となって毎週送りつけられて来るから、その真偽を確かめて、問
題のある奴を呼んで、話をする訳だな。それで、言って聞かせてお終いのこと
もあれば、もうちょっとキツクやる時もあるんだ」。週に数十、数百の単位で
社長宛てに社員の密告が寄せられると言う会社の元幹部が、昔の仕事を懐かし
む様に語る。
「なぜ、その密告者達は、密告をすることを選ぶんでしょうね。自分の職場の
ことなら、堂々と上司に言えば良いんじゃないですかね」と私が投げかけると、
「市川、おまえは、大手の組織を理解していないな。その上司や取り巻きが問
題だったりするから、そんなこと言える訳がないじゃないか。不正収入とか、
人事評価などの問題や、不倫とかそう言う問題もあるし」と彼はすぐさま解説
してくれる。
「業者から金貰おうと、それでも安く仕入れりゃ文句ナシですよね。出世だの
昇給だのに不公平はつきものでしょ。悔しかったら自分も伸し上がってみろっ
て感じですよね。不倫だって、好きで本人達がやっていて、おまけにその人達
が稼ぐ人なら、会社として文句はありますか。大体、何で社長は密告を受付け
るんですか」と私が言うと、唖然とされた。
世の中では内部告発が流行っている。内部告発者を法律で保護する話も聞い
た。内部告発者の動機は何であろうか。そして、それが多発する組織はどのよ
うなものか。そんなことを考えている時、ある20代の女性営業担当者に会った。
「いやだなあ、市川さん、そんな馬鹿なことを考えて、『考える仕事』なんて
言ってちゃあ、だめですよ。ウチの職場でセクハラとかありますけど、面倒な
ことになるなら、ケツの一つぐらい触らせてやれってだけのことですよ。それ
も課題解決能力でしょ、立派な。大体、会社で評価されない奴しか密告ってし
ないでしょ。文句の言われないような力を付けてりゃ、ルールなんて自分で作
れますよ。お局さんとかだって、そう言うことでしょ。上にチクったって、そ
う言うのに耳を貸す上もバカなんですヨ、きっと。市川さんだって、そう言う
のアホ臭いから独立したんでしょ?」と、彼女にカラカラと笑い飛ばされた。
考えることがメシのタネだが、考えることの中に答えはない。そして、歪ん
だ事実認識の人に、ただ考えを促しても徒労である。年若い女性の常識を聞い
て猛省した。
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☆当コラムはプリントアウトしてお読みいただくと一層楽しめます。
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発行:
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※※ 弊社 新ホームページ とうとう移転完了 !! ※※
弊社のホームページが移転致しました。新しいURLは…
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元のURLからも自動的にジャンプするようになっておりますが、この機会
に御早めにブラウザの「お気に入り」や「ブックマーク」の変更をお願い申し
上げます。
また、現在のページはかなりバージョンの古いホームページ作成ソフトとテ
キストエディタを使っての手作りで、現在主流のブラウザで見ると、
○ ページが画面に収まりきっていない
○ 改行が崩れ、フレームに収まっていない、など
そこここに不具合が発生しております。
弊社のITインフラ大整備作戦の第二ステップは、年末にかけてこのような
不具合などを一掃することとしておりますので、今後の変化にご期待下さい。
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5周年記念号 寄稿文章大募集!
10月末から11月初旬のどこかのタイミングで発行する予定の『5周年記念号』
への寄稿文章を募集致します。特に掲載上の言葉以上の謝礼はございませんが、
ご協力をお願いできましたら幸いです。
僭越至極ながら、最終原稿作成の都合上、以下にパターンを用意致しました。
件名部分に以下のパターン名をご記入の上、メールにてご送信下さると助かり
ます。
bizcom@msi-group.org
<第一パターン 原稿型>
○テーマと展開
ご自身にとっての当コラムの効用について、お聞かせ戴ける内容。
「こんな所が好き」
?「でも、こんな所はちょっと嫌だ」
?「こんな風に考えさせられる」
?「こんな風に役立っているから、今の所、止められない」
のような要素などが考えられますが、お好きにして戴いて結構です。
○文章量
「1000字以上で、取り敢えず、配信できる範囲であれば、幾らでも」
と言うのが一応の目安ですが、お好きにして戴いて結構です。
○当方の期待
大変勝手ながら、
「当コラムを20話以上お読みになった方」の寄稿を歓迎します。
※最近登録された方は、
バックナンバーを御読み頂くようお願い申し上げます。
○御紹介名など
匿名希望、ペンネーム使用、本名使用可などのお名前の扱いと、
いつ頃から読者になってくださったか、を追記下さい。
<第二パターン 祝電型>
○テーマと展開
お祝い・労い・激励などのお言葉であればなんでも?!
○文章量
メールで2?3行以内ぐらいでしょうか?
○御紹介名など
匿名希望、ペンネーム使用、本名使用可など
お名前の扱いをご明記下さい。
締め切り(予定):10月15日(金)
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※ ご注意!! サーバーエラーなどで読者登録が解除されてしまった方がいら
っしゃる様子です。当メルマガは毎月10日・25日に休まず発行しております。
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て下さい。http://www.msi-group.org/SAF-index.html
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次号予告: 第113号 先生の当惑 (10月10日発行)
最近、士(サムライ)業の方々をお手伝いしたり、こちらがお客になったり
して、その仕事ぶりや悩みなどを垣間見ることが多くなりました。その悩みの
部分についてまとめてみました。ご期待下さい。(完)