4周年記念特別号

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経営コラム SOLID AS FAITH 4周年記念特別号
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目次
1   ご挨拶
2?1 MSIの商品説明(1)「勉強会企画運営」
(含む H様寄稿文章、田中様寄稿文章)
2?2 MSIの商品説明(2)「ネット上通信教育」
2?3 MSIの商品説明(3)「就労観教育」
(含む 「良き弟子」様寄稿文章、ぷろとん様寄稿文章)
3   FAQ 「本当によくある質問」
4   あとがき
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☆注意:今号は経営に関する示唆を含む「話」以外の部分の比重が高い「お祭
り」号です。不躾ながら、不要の方は、読まずに削除のほど、お願い申し上げ
ます。また、お読みになる際には、プリントアウトの上お読みになることを、
お勧め申し上げます。
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1 ご挨拶

月日の経つのは本当に早いもので、『経営コラム SOLID AS FAITH』(通称
「ソリアズ」)を創刊してから、4年が経ちました。創刊当時は、まぐまぐ様
の経営心得のジャンルにたった21本のメルマガしかなかったのが今では500もの
数になっております。それ程に選択肢が増えて、こちらの登録読者数もピーク
時に比して、2?3割ダウンとなりましたが、戴く感想などの数は年々増えて
おり、非常に嬉しく感じております。先日も、創刊以来の読者の方からのご感
想を戴き、独り感慨に耽っておりました。ご愛読いただいている読者の皆様に
心より御礼申しあげます。謹んで4周年記念特別号をお送りします。

また、今回の記念号の発行にあたっては、4人の読者の方々にソリアズの感
想文作成をお願いした所、御快諾を戴きました。ご多忙の中の原稿作成、厚く
御礼申しあげます。

舞台裏の話になりますが、4年間に数々の広告挿入依頼を戴き、その都度、
自分の納得の行くものの掲載を考えていることを説明し、ご辞退申しあげてま
いりました。発行部数が1000もないメルマガにも広告媒体の価値があることを、
改めて認識させられます。それならばと、今回の記念号は、ベタベタに弊社の
広告にしてみようと予てより考えておりました。単に広告で一杯に埋めるので
はなく、ソリアズを読んで下さっていて弊社の商品をお買い求め戴いている方
のご感想をタップリ紹介したいと思います。

「ソリアズはどんな人が書いているのか、本当に不思議に思っていました」や、
「(このおかしなメルマガである)ソリアズを他の人はどう言うスタンス(?)
で読んでいるのか、凄く関心があります」などのご感想をよく戴きます。そう
言う方々の疑問にも答え、そして、弊社の宣伝もタップリ行うようなお祭り号
にしてみるつもりです。通常号とは異なり、ある種、不埒な主旨の号ですが、
年に一度のことですので、ご容赦いただきたくお願い申しあげます。

再度確認致しますが、今号には経営に関する示唆などは含まれておりません。
長さも通常号の数倍ございます。(ご関心のない読者の方は削除などの対応を
お願い申しあげます。)お楽しみ戴ける部分があれば幸です。宜しければ最後
までお付き合いください。
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☆1周年記念特別号:
2000年10月31日に、当コラムの創刊1年を記念して発行致しました。内容は
以下のURLに掲載しておりますので、是非ご覧下さい。
http://member.nifty.ne.jp/MSI-GRP/SAF-anniversary1st.html
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2 MSIの商品説明

「ご挨拶」でも申しあげた通り、この4周年記念号では、弊社の商品を、頂戴
した寄稿文章と共に紹介して行きたいと思います。お付き合い下さい。
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2?1?1 勉強会企画運営

最近の弊社売上の大部分を占めるサービスとなってしまいました。書店でビ
ジネス書を捲ると、ファシリテーターなる職業に関して説明されているのを見
かけるようになりました。「中小企業の社内で行う勉強会の台本書きをしてい
ます。コンサルタントではないので、講師はしません」と説明すると、「ファ
シリテーターのことですね」と教えていただくことも増えてきました。

ここで言う勉強会は、過去にQCの取組みで、「小集団活動」呼ばれたよう
な動きと捉えて頂いても、社員のディスカッションをベースとした研修の場と
捉えて頂いても結構です。このような場は、社員が各々仕事の都合を言い出し
始めると、欠席が増えて自然消滅してしまいます。また、社員の方がまじめに
やっても、その結論が会社全体から見て、ただの「部分最適」の解で、他の部
署の追加コストが発生するようなこともよく起こってしまいます。

このようなことを回避するために、経営者が勉強会に期待するものを十分把
握し、テーマ設定や資料の用意などにより、勉強会の着地点を経営者の期待の
範囲に見出せるようにするサービスです。発行済みの号に掲載のPR文章をご
覧下さい。

=超デフレ対応型価格体系! 勉強会企画運営サービス=

『若手社員の勉強会の企画運営』@某「町工場」
電話マナー・敬語・コスト意識・商品の差別化…。
会社の常識・経営の基礎的考え方を
自ら学んでもらう勉強会の企画立案と運営進行。
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毎週1回開催(移動時間も含む拘束時間、約半日/回)
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※基本営業地域:関東及び札幌市周辺。更に遠方でも交通費実費と拘束時間換
算なので、デフレ対応型方針に変化なし。

「研修はしたいし、やることも漠然とは決まっている。しかし、誰に頼めば良
いのかよく分からない。高名な先生に頼むのは今一つ」、とお考えでしたら、
是非、お気軽にメールにてご一報を。使用の資料なども(匿名で)お見せして
説明申し上げます。(勿論、打ち合わせ無料です。)EDLP実践中!!
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このサービスの紹介については、来年早々には、専用のページを弊社サイト
に設ける予定ですので、もう少々お待ち下さい。それでは、この勉強会企画運
営サービスでお世話になっている会社の後継者H様とその部下の田中様の寄稿
文章です。
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2?1?2 H様 寄稿文章 「市川氏について」

* 発行者より一言 *  *  *
H様は上の広告文章にある町工場の後継者です。今複数の会社からご依頼を
戴いている勉強会企画運営サービスを最初にご注文戴きましたので、ある種、
勉強会企画運営サービスのプロトタイプとしてご協力戴いています。今回の文
章は、とても面映い内容です。
*  *  *

はじめて私がお会いしたのはもう5年以上前になる、当時市川氏は研修の企画
運営の仕事をしており印象は『物事を解かりやすく人に伝えることが本当に上
手な人』くらいであった。

その後何年かして、一通の年賀状が届いた、強烈にインパクトのある年賀状で
あった。
一通りその年賀状を読み下した後、他の年賀状とは別に机の中にしまっていた。
この頃まだ私は市川氏の色々な面を知らない。

その後、全くもって行き当たりばったり的な発想から社内の若手を対象とした
5人程度の研修を計画することとなった。
当然社内研修(しかも会社が自発的に)をするなど前代未聞であり、どの講師に
どのような内容で発注するのかなど皆目見当もつかなかった。

「誰かいないのか?」と社長に言われ色々考えてみたところ、例の強烈な年賀状
を思い出した。昔研修でお世話になった市川さんという人が最近『研修の企画
屋』のようなものをはじめたらしい、と伝えた。社長の顔は『?』だったが、
とりあえず社長の承諾を得、早速連絡をとった。

来社頂き、社長の思いの丈を全て市川氏に聞いてもらい、その場で若手研修も
講師(市川氏)も運営方針も日程も全てが決定した。社長の最後の言葉は「市川さ
ん(勉強会は)やめない限り失敗ではないから、市川さんが嫌にならない限り1
0年でも続けてください。」市川氏は今もこの言葉が強烈に印象に残っているら
しい。

こうして研修は勉強会と呼び名を変え、現在約一年半続いている。
私は毎回、勉強会後打合せと称し晩飯をご一緒させて頂いている。その時に聞
く市川氏の話が私は面白くて仕方がない、むしろ勉強会よりも自分の知識にな
ることが多いようにすら感じる。これだけ話の引き出しの多い人も珍しい、又
話の内容は多岐にわたって、仕事への物の考え方、他社の事例、普段の仕事で
は絶対に知り合う機会のない人の話。しかもそのどれもが一度も重複したこと
がなく内容の解説が本当に詳細なのである、まるで自分がその人に会った事が
あるような錯覚すら感じる位に説明してくれるのだ、これには驚きである、仕
事の関係上同じ業界の中で色々な人に出会うが、市川氏は異例の人である。

一度勉強会で社員から「市川さんは何でそんなに、人にわかり易く話の説明が出
来るのですか?」という質問が出た。その時市川氏は「人に説明が出来る位、そ
の話の内容を理解しているから、人にわかり易く説明することが出来るので
す。」といっていた。その時私はその言葉の意味を直ぐには理解できなかったが、
よくよく考えてこんな答えを出した。内容を理解するのは当然としても話す相
手のレベルに合わせて話しながら、相手を納得させると理解した。

市川氏の色々な面を垣間見ることが出来るのが、『SOLID AS FAITH』ではない
のだろうか?
私は『SOLID AS FAITH』に関しても市川氏の引き出しの多さに関心をする。
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2?1?3 田中桃子様 寄稿文章

* 発行者より一言 *  *  *
田中桃子様は、自己紹介によると、28歳女工です。先のH様の町工場で溶
接から半導体検査作業までこなす一方、経理や材料発注にまで対応できるスー
パー女工です。彼女について、一つだけ私が不満に思っているのは、何度止め
るようにお願いしても私を先生と呼ぶことです(笑)。
*  *  *

市川先生には週に一度「社会人として知っておかねばならない事」について、
たった5人の生徒の為にわざわざ講師として我が工場まで来ていただいている。
報告書の書き方から始まり、簡単なエクセル関数を用いた会社の資金の流れや
原価計算法、最近では部下・上司とうまくやっていくためのテクニックや新社
員雇用の際の条件を話し合うなど、回を追う毎に内容は濃くなり、同時に受講
者の意識も少しずつではあるが確実にレベルが上がってきている(と思う。)

基本的にこの手の勉強が大嫌いな私は、先生をお迎えすると決定した当初は
いやでいやでたまらなかった。すっかり勉強するという行為から離れていたし、
興味のない事ならなおさら頭に入ってこないだろうし、きっと無駄なものに終
わるだろうとも思っていた。

しかし、勉強会が始まって早1年と5ヶ月、苦痛と感じたことはあまりない。
理由は、先生の巧みな話術と教え方のうまさであろう。聞く気も失せてしま
うような難しいはずの内容も、いつか先生のコラムにあった「限界効用低減の
法則」の時のようにものすごくわかりやすい例えで説明してくださるので、不
思議とすんなりと理解できるのである。今では週に一度の勉強会を、楽しいと
すら思えるようになった。それに、生徒一人一人の趣味などもきちんと把握し
てくれていて、たまに勉強以外の話でも盛り上がったりする。本当にすごい先
生だと思う。

このコラムを読むことになったきっかけは、一緒に勉強会に参加している私
の上司の薦めから。勉強会ではあまり見られない先生のかなり毒っぽい一面に
初めは多少とまどいもしたが、最近はすっかり慣れた。あまり気にしていなか
ったのだが、先日先生よりコラムの内容と題名のおくの深いつながりを教えて
いただき、不十分すぎる自分の理解力に落胆しつつ、そのつながりを暴くこと
が次からの目標にもなった。

私がコラム全体を100%理解できるようになるまでの道のりはまだまだ遠
いが、その日まで先生がコラムを続けてくださっていることを願いたい。
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2?2 ネット上通信教育

メルマガ・ラジオ番組・CDに続いて 今度はネット通信教育に進出してし
まったと、第90号のPR欄に掲載しました。それは、以前より告知しておりま
す就労観教育のCDの販売を手がけてくださることになったサイト『起-動線
(きどうせん)』の「世話人」 koji 様のご提案によるものです。

koji 様によれば、コーチングやカウンセリングなどの資格を取得しても、
稼ぎにつなげられない方が多いとのことで、それは私の現実認識とずれていま
せんでした。そして、私の仕事の本質が、経営者の考えをその企業に関与する
人々に広めるものであることについてディスカッションしました。それなら、
中小零細企業の経営者や社員のココロを知ることから始まるビジネスでの独立
方法を、実学として紹介しようと言うことになったものです。

具体的には、キャリア設計やライフプランに役立つ『個人の意思決定サイト
起-動線(きどうせん)』を通して、全13回の通信教育を12月から開始します。

<通信教育講座>
『「働く人のココロを捉えて」メシを食う』
ズバリ、「対人コミュニケーションのスキル(コーチング、カウンセリングな
ど)を活かして独立する方法」です。コーチングやカウンセリングの資格を持
っていても、それでどうやって生計を立てるかについて実践テクニックを教え
ます。スケジュールなどはこちらをご覧下さい。
http://www.ki-dousen.net/modules/wfsection/article.php?articleid=7

『起-動線』をよりよく知りたいかたはこちらをご覧下さい。
トップページ
http://www.ki-dousen.netはじめての方へ
http://www.ki-dousen.net/modules/freecontent/index.php?id=19
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2?3?1 就労観教育

もともと、札幌学院大学法学部の当時の教授であったS氏がごく近隣に住ん
でいたことから、私にとって非常に興味深いご依頼を戴いたのがきっかけで、
この仕事が始まり、色々な広がりができ始めました。

その興味深いご依頼の内容とは、「就職率の低下の原因を調べると、追跡調
査をして行くと、特に今までウチの学部の学生を採ってくれていた地元企業か
らOBが退職し、その企業が門戸を閉じてしまったケースが目立つ。だから、
就職率を上げるのではなく、離職率を下げることを優先した教育メニューを用
意できないか」と言うものでした。企業ではなく、学校からこのようなご要望
を戴いたことが新鮮な驚きで、カリキュラム内容の構成は任せて頂くことを条
件にお引き受けしました。

この講義はありがたいことに、高い評価を戴き、出席率も非常に高い講義を
実現することができました。内容は就労観教育と命名し、2年目の今年、さら
に磨きをかけております。また、学部のご依頼で学年毎の講義内容設定などの
意見交換にも参加させて戴いています。そして、この内容を転用して、今年春
に3ヶ月に渡るラジオ番組『市川正人の知らなきゃアブナイ 仕事選びの常
識・非常識』が放送され、そのCD化も行われました。どれも、大きな収益源
となる仕事にはまだまだ至っていませんが、弊社の大きな柱の一つになりつつ
あります。

内容は会社の仕組みから、新卒に求められるスキルへ…
そして、キャリアパスをどの様に考えれば良いのか。
さらに、雇用形態や賃金決定のメカニズム、生活設計などなど…
分かり易く面白く講義する就労観教育については、こちらをご覧下さい。
http://member.nifty.ne.jp/MSI-GRP/MSI-lec-index.html

また、ラジオ番組『市川正人の知らなきゃアブナイ 仕事選びの常識・非常識』
を収録した豪華CD6枚組については、こちらをご覧下さい。
http://member.nifty.ne.jp/MSI-GRP/MSI-radio-program.html

それでは、このCDをお買い求め戴いた「良き弟子」様とぷろとん様の寄稿文
章を紹介致します。
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2?3?2 「良き弟子」様 寄稿文章 「メルマガとCDと市川さんと私」

* 発行者より一言 *  *  *
奇妙なハンドルネームの「良き弟子」様は、私が役員をしている会社でお仕
事をお願いしていた営業担当者でした。今は求職中と本文にありますが、有能
な方ですので、そろそろ決まっていることと思います。私の方は、最近あまり
気合いを入れた仕事のスタイルになっていないので、文末のような内容は、再
び面映いです。
*  *  *

市川さんの“自称 よき弟子”です。
はじめてお会いしたのは、3年ほど前になります。
尚、タイトルが「部屋とワイシャツと私」みたいな感じですが、この曲の内容
と本編内容とは全く関係はありません、念のため。

私自身もこの「SOLID AS FAITH」を愛読している一読者です。何故、愛読をし
ているのか?
きっとそれは、独特なタッチでのブラックユーモアさに惹かれているからでし
ょう(笑)・ ・・あ、えと冗談です(半分は結構本当ですが)

独特の視点で描かれた内容に共感する事が多く、また本気で考えさせられる事
が多々あります。真剣に日本の将来を危惧し、世に何かを問う、そして考えさ
せられる。
ここに惹かれるモノがあると、私はそう思っております。
世の中にビジネス系メルマガというモノは非常に数が多く、その内容のほとん
どは、その企業のPR活動の一環になっている現状が多いと感じられます。そ
んなメルマガが多い中、毎回これほど読者を楽しませ、そして考えさせる内容
のメルマガは、非常に稀少です。

とても個人的な事ですが、つい最近、私は会社を辞めまして現在、求職活動中
の身です。
そんなときに「市川正人の知らなきゃアブナイ 仕事選びの常識・非常識」を
購入しました。これが非常に役立っております。
内容的には「そんな事を話してよいのか?」というものが多々あり、本当にこ
れがラジオという公共の電波で流れていたのかと思うと・・・、驚きですね。
オンエアー中のラジオ局スタッフによる苦悶の声が聞こえてきそうです。
こちらは私と同じような求職活動中の方や企業の人事の方・経営者の方に強く
お奨めいたします。ほとんど商品PRみたいですが、本当に絶対に買って損は
無いです。

さて、最期に私と市川さんの関係についてです。
前職時代に進行していたプロジェクトでお会いしたのが最初です。
実は現在も過去も、直接でのビジネス的繋がりは有りません。
第一印象は“面白い人”だなぁ、という感じでしたね。
そして、もうひとつは“本当にすごい人”。

“面白くてすごい人”。無理やり一言で表現すると、そんな方であると思いま
す。これだけですと、なんだか“お笑い芸人”みたいですが、ある面、“一流
ビジネスマン”とは“一流の芸人”であるとも言えますので、あながち間違っ
てはいないと思っております。
この“面白くてすごい人”に今後とも是非お願いしたいのは、もっともっと日
本の企業に元気と活力を、そしてそのヒントを与えていただきたい、本気でそ
う思っております。
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2?3?3 ぷろとん様 寄稿文章

* 発行者より一言 *  *  *
ぷろとん様と私の関係は本文にある通りです。同じ会社に在籍していて、退
職後久々の再会の際に渡した名刺から、ソリアズ読者となったらしいのですが、
そのことに気付いたのはかなり後のことでした。多くを語ると本人に怒られそ
うですので、私から見て「妙齢の才女」とだけ申し添えておきます。
*  *  *

世にメルマガが氾濫しているご時世とは言え、着いたらすぐに封を切るという
ようなものはさほど多くない。考えてみると私の馴染みになるのは、他人の受
け売りでもなく、自分の売り込みでもなく、内容が的確で覚醒させられるもの
だと思う。
SOLID AS FAITHはそのひとつで、発信者の名刺を頂戴してからこっそり読者を
しているし、時にかなり真剣に繰り返し読ませて頂いている。

以前勤めていた会社に同年同月に入社したという知り合いだが、小柄な外見と
は裏腹な、骨太な個性と鋭い洞察力、無駄のないよどみない話術にはいつも脱
帽する。
もちろん、このメルマガは経営コラムというサブタイトルからもわかる通り、
発信者のビジネスを広報する一手段であるとは承知しているのだが、その理由
だけで、ここまで品質を落とさずに継続されていることを、十分に説明できな
い。個というものが確固とあって、そのテンションを維持している人なのだろ
うと思う。

コミュニティの形が確実に変化している。
人が二人以上集合する場には、必ずその場の力がある。それは相互作用のベク
トルの和であって、比較的硬い会社組織なり、地域組織なり、血縁組織なりに
せよ、比較的柔らかい行きずりの集合体なりにせよ、ひとりの人間が、ひとつ
でないコミュニティに関わりそれぞれに力は生じる。そこにはおびただしい一
対一が対峙し、意識するとしないとに拘わらず、その重みと距離を使いわける
ことにもなってくる。人それぞれの属性は、場の力によって如何ようにも変形
することができるし、組織自体の硬度とも影響しあうだろう。組織という枠の
方がかなり一方的にその存在感があった時代には、あまり検討しなくてよかっ
たことが問われることになる。

個人のソリッドとリキッド。その形。
ソリッドには時に徹底した鍛錬も必要だろうし、そしてリキッドには他人との
相互作用が不可欠だ。両面を持ち合わせてはじめて、どんな状況にも、自分な
りの対処ができることだろう。いずれにせよ組織の単位は個人から成っている。
もちろん、個人の中身までも切り売りさえされる時代ではあるが、溶け出して、
個の単位さえ境界がなくなってしまうことには抵抗せざるを得ない。精神論の
ようにもなってしまうかも知れないが、研ぎ澄まされた覚醒をしていなければ
埋もれていく一方である。いや、埋もれていくのも悪くない、もしそう言える
としたなら、何か別に拠り所があるからだろう。人は完全に透明にはなれない。

「SOLID AS FAITH」も、「知らなきゃアブナイ仕事選びの常識・非常識」も、
そんな覚醒にはよい刺激になると思う。この文章を書くにあたっても、これま
での内容を参考にさせて頂いた。今後も更に継続されることを一読者として願
ってやまない。
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3 FAQ 「本当によくある質問」

何故か、一部の熱心な読者の方々は、ソリアズ発行の目的や、他の読者の方
がどのようにソリアズを楽しんでいるのかなどに、非常に関心があるようです。
私にもそのような質問を送って下さる方が多数いらっしゃいます。(多数と言
っても、全読者数の2割ぐらいです。)ソリアズがそれほどに特異なメルマガ
とは思っていないのですが、良い意味で「気になる」ものであるのなら、望外
の喜びです。

私としては、好きに読んでいただければ結構ですので、別に「こうでなくて
は」と言う答えはありません。ソリアズについて、面と向かって私に投げかけ
られる「本当によくある質問」と、それに対する私の回答を紹介致します。

○「なんで、こんな4年も続くことになっちゃったの」
もともとは、経営情報誌の出版社に勤めていて、編集部を外れて編集部員と
企画会議などで意見が割れた時に、ある種、「売り言葉に買い言葉」で、自分
の媒体を持とうと心に決めたような記憶もあります。それ以来、意地で続けて
いる…のであれば、それはそれで美しいような気もしますが、今となっては
「惰性」と言うか、「慣性」と言うか、そのような気楽さで続けています。

○「号の間で主張の方向が違うことがあるでしょ」
ポリシーや方針と言うほどのものがなく、行き当たりバッタリの判断の中に
ほぼ同じテイストがあるかもと言う程度でしょうか。なにせ、請負業者ですの
で、人材教育も引受ければ、首きり代行をやることもあります。お客様の理由
付けが私なりに納得できて、ご迷惑をかけないような結果を出せると踏めば、
取り敢えずなんでも引受けます。そこから抽出されるネタですので、ソリアズ
の主張内容にブレは生じると思います。

○「広告がないのって珍しいよね」
他社の広告と言う意味でも、あまり珍しく無いような気がします。逆に、今
となってはまぐまぐ様の方で自動的に広告が挿入されているので、なんとも言
えません。
PR欄と言うことになっていて、マーケティングの4Pで言う所の「広告」
とは異なるかもしれませんが、自社の広告の比重は徐々に増えて(おまけに、
この4周年記念号など広告の塊になって)いますので、今に「そのものが広告
ですから」と答えざるを得なくなります。

○「難しいことばかり考えていて、頭おかしくならないの」
面と向かっているので、ご判断はお任せしますが、今の所、自覚症状はあり
ません。ただ、最近ネタと完成原稿の在庫量が減ってきましたので、無意識に
セーブしているのかもしれません。(「既におかしいからソリアズのような文
章を4年もかけるんだ」と言う御意見もあります。)

○「これって、読み物なんだよね」
勿論、その通りです。飲み物や食べ物ではなく、読み物ですので、読んで頂
きたいと思います。
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4 あとがき

みなさまお疲れ様でした。プリントアウトしてお読み頂けましたでしょうか。
通常号に比べて、この記念号が、皆様が今までお考えの何かに応えるものであ
れば良いと存じます。

目標の100話まで、あとほんの少々になりました。その後をどうするかをま
だまだ考えてあぐねております。そんな時に、お世話になっている名刺の平和
堂の社長様に、こちらは超零細ながらできるだけ量をまとめて名刺を(それも
お任せで)発注したことを思い出しました。ふと、その名刺を見ると、「『経
営コラム SOLID AS FAITH』発行中!」と書かれていて、どう考えても、あと
3年ぐらいは使いきりそうにありません。

これで、ソリアズはこのタイトルで当分続けなくてはならなくなって…しま
っていました(笑)。自縄自縛と言うか、何と言うか、こんないい加減な私に、
今回寄稿を戴いた方々を始め、多数の方々がこれからも末永く書くようにと激
励して下さります。本当にありがたいことだと思っております。先述の様に多
少完成原稿の保管数は減りましたが、このままの状態で発行を当分続けて行き
たいと思います。

もし、ネタが不足して発行が間に合わなくなりましたら、「今振り返る、埋
もれた秀作。バックナンバー秀作選!」などと、創刊以来の読者の方々を嘲笑
うような企画を打出すかもしれませんが、寛容にお付き合い戴けますよう、今
から伏してお願い申しあげます。

今後も、ご愛読賜れましたら幸いです。
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発行:
「企業から人へのコミュニケーションを考える」
合資会社MSIグループ(代表 市川正人)

このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発
行しています。(http://www.mag2.com/ ) マガジンID:0000019921
全バックナンバーはまぐまぐのサイトで掲示されております。
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下のアドレスにご意見・ご感想を頂ければ幸いです。
(お返事の目標納期:営業日5日以内)
msi-group1@mbb.nifty.ne.jp

講読の登録・解除はこちらのURLでお願いします。
http://member.nifty.ne.jp/MSI-GRP/SAF-index.html

MSIグループの業務案内はこちらです。
http://member.nifty.ne.jp/MSI-GRP/MSI-profile.html
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100話記念号(2004年3月25日発行予定)予告:
とうとう100話達成を機に大ボリュームの記年号を発行!!
主な内容はこちら…
○98話から展開のソリアズ史上初の3部作シリーズ『XYZの彼方』
ついに完結!
○熱烈読者で自らも日刊メルマガを発行するぴよ1号様が選ぶ、
ソリアズベスト10の大発表!!
ぴよ1号様のメルマガはこちらから…
http://www.mag2.com/m/0000115585.htm
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