『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

随分前に、渋谷で見ました。

はっきり言います。サトエリは凄く好きで、昔、クイズ番組の梁山泊に「小娘」と呼ばれてアシスタントをやっていた頃から、ずっと好きです。基本的に、タヌキ顔・アヒル顔の女性が好きなので、サトエリもそういうことです。PCやPHSの壁紙にもなっています。(時々取り替えますが…)。

で、サトエリ見たさに、見に行きましたが、文通のトリックのところは、「おおっ!」って感じはあるのですが、永瀬正敏の役どころがよく分からない煮え切らないキャラなのと、どこで笑えば良いのかとか、どうすればいいのかよく分からないままに、ストーリーが展開していくように思えました。

そんな中で、ビジュアル的には、かなり決まっている場面はあります。主にサトエリ系の場面で、当然、仁王立ちの場面は様になっていますし、炎天下の中の坂道をサトエリが自転車を押して昇っていく姿なども、いい絵だと思いました。

あと、最大の収穫は、やはり、永作博美です。この人のために、この映画はある。と断言してよいのではないかと思います。余りに上手すぎですし、ダントツのキャラの描写です。凄いです。(純粋にタヌキ顔・アヒル顔ではありませんが、ベビーフェイスや幼児体型もかなり好みです。)

永作博美、最高でした。このためだけに、DVD、十分購入の価値があります。と思っているうちに発売になったので、早速買いました。BGVとして、掃除の際などに流しっぱにしていても、いいです。永作博美のいい場面では、手を止めて見入るのは言うまでもありません。