いつもの新宿では夜遅い回がなかったので、渋谷で見てきました。
ダ・ヴィンチやカット、ぴあまで表紙にしてしまう大泉洋の人気は何なんだろうと思っていましたが、ああ、なるほど、このふんわり感なんだなと、さらっとは納得できました。個人的には毎年ある札幌のヨサコイそーらん祭りの特別番組の司会をしているとか、あとは、遙か昔、『ぱぱぱぱパフィ』で出てたよなとか、その程度なので、全然人気のほどが実感できません。ただ、最後の最後、かっこいい所がバンバン出てくる先生でして、こういう先生が居たらいいのにとは、一応思ってしまいます。
ストーリーは面白いです。どんでん返しに次ぐどんでん返しです。パンフレットには、出演者も意味が分からなくなり、出演者同士で話し合っても尚分からなく、ついには監督に説明を求めることがしばしばあったように書かれています。それぐらいのもんですから、やっぱり、ああ、そう言うことだったのかと言うのが、多分、２回や３回見ても残っていそうな気がします。
新宿南口と東口の間ぐらいにあるオトナおもちゃ屋が登場したりして、勿論入った後の映像は映画専用でしょうが、本当に中はああなっていたのかなと、つい確かめに入ってみたくなりそうです。池袋の風景も見たことがあるもので、東京の風景集としても楽しく見ることができました。DVDは買うと思いますが、なぞが全部解けた後にも楽しめるかどうか、やや疑問ではあります。