『ブラック・サイト』

コマ劇場近くで見てきました。一ヶ月ほど前のことです。それなりに混んでいました。

ダイアン・レイン、額に横ジワくっきりで、いいおばさんになっています。やはり、『ストリート・オブ・ファイア』などの印象が強いので、かなり、苦しいです。

犠牲者をさまざまな手法で犯人は殺害してゆきますが、現場の地下室の画像は、照明等の工夫なのか、スタイリッシュに見えました。殺人手法は、なるほどと言う感じですが、どうも、今一ストーリーがまだるっこしく、「このときに犯人はどうしていたのだろうか」とか、後から考えてもよく分からないところもあります。辻褄は合っているのでしょうが、何かしっくり来ないところは幾つかあります。

発想は面白く、ネットで閲覧した者が事実上殺害に加担しているというのは、問題提起として、すばらしいのですが、どうも前述のようなプロットの練りの足りなさのような部分で、イマイチな映画でした。DVDは、出ても買いません。